Set List Maker ガイド
ライブやイベントのセットリストを効率的に作成・管理する機能です。
レパートリー(楽曲データベース)の管理から、セットリスト作成、MC項目の挿入、
練習(メトロノーム・譜面ビューアーでのコード再生)まで、ライブ準備に必要な全工程をカバーします。
🎯 Set List Makerとは
Set List Makerは、ライブやイベントのセットリストを効率的に作成・管理する機能です。 レパートリー(楽曲データベース)の管理から、実際のセットリスト作成、MC項目の挿入まで、ライブ準備に必要な全工程をカバーします。
Set List Maker - レパートリー管理とセットリスト作成の統合画面
主要機能一覧
| 機能 | 内容 |
|---|---|
| レパートリー管理 | 楽曲データベース(BPM・拍子・演奏時間の管理) |
| セットリスト作成 | レパートリーから楽曲を選択してセットリストを構成 |
| MC機能 | MCコメントをセットリストに組み込み |
| 練習 | 楽曲BPMのメトロノーム/譜面ビューアーでのメトロノーム+コード再生・区間ループ・マーカー |
| 時間管理 | セットリスト総演奏時間の自動計算 |
| 共有・PDF出力 | セットリストの共有リンク生成・印刷対応 |
Set List Makerを使用するには、Profile Makerでバンドの基本設定が完了している必要があります。
📋 画面構成
Set List Makerは3つのタブで構成されています。各タブをクリックして機能を切り替えてください。
3つのタブ:レパートリー・セットリスト作成・練習
| タブ | 機能 | 利用場面 |
|---|---|---|
| レパートリー | 楽曲の登録・編集・削除 | 新しい楽曲を覚えたとき |
| セットリスト作成 | セットリストの構成・保存 | ライブ前の準備 |
| 練習 | BPM連携メトロノーム・譜面ビューアーでの練習(メトロノーム+コード再生) | 練習・リハーサル時 |
🎵 レパートリー管理
レパートリーとは、バンドが演奏可能な楽曲のデータベースです。 セットリスト作成の基盤となる楽曲マスタで、BPM・拍子・演奏時間等の詳細情報を管理し、再利用可能な楽曲データとして蓄積されます。
レパートリータブ - 楽曲の登録フォームと登録済みレパートリー一覧
楽曲登録手順
- 曲名を入力します。
- 楽曲タイプを選択します(オリジナル / カバー)。
- 演奏時間を「分:秒」の形式で入力します(例: 4:30)。
- テンポを選択します(スロー / ミドル / アップ)。楽曲の速さの目安です。
- BPM(Beats Per Minute)を入力します。練習タブのメトロノームと譜面ビューアーの練習モード、ライブ画面のテンポ表示で使用されます。
- 拍子を設定します(例: 4/4、3/4、6/8など)。
- 必要に応じてメモ(演奏時の注意点やアレンジなど)を入力します。
- 「レパートリーに追加」ボタンをクリックして登録完了です。
登録項目一覧
| 項目 | 必須/任意 | 説明 | 例 |
|---|---|---|---|
| 曲名 | 必須 | 楽曲名 | Bohemian Rhapsody |
| 楽曲タイプ | 必須 | オリジナル / カバー | カバー |
| 演奏時間 | 任意 | 分:秒の形式 | 5:55 |
| テンポ | 任意 | スロー / ミドル / アップ | ミドル |
| BPM | 任意 | BPM数値 | 72 |
| 拍子 | 任意 | 拍子記号 | 4/4 |
| メモ | 任意 | 演奏時の注意点など | サビでテンポアップ |
📝 セットリスト作成
セットリスト作成タブ - セットリストの構成と保存済みセットリスト一覧
セットリスト作成手順
- 「セットリスト作成」タブをクリックして切り替えます。
- セットリスト名を入力します(例: 「2025年8月ライブ@渋谷」)。 新たに記入するか、既存のセットリストを選択して編集することも可能です。
- (新たに記入した場合)ライブ日程を設定します。
- メモに特記事項を入力します(任意)。
- 「利用可能なレパートリー」から楽曲を選び、「追加」ボタンをクリックしてセットリストに追加します。
- MC(司会・語り)も追加できます。楽曲の間に挿入して、ライブの流れを組み立てましょう。
- 「セットリストを保存」ボタンで保存完了です。
「利用可能なレパートリー」の上部にある「すべて」「スロー」「ミドル」「アップ」ボタンで、テンポ別に楽曲をフィルタリングできます。楽曲名での検索も可能です。
MC項目の活用例
| MCタイプ | タイミング | 内容例 | 時間目安 |
|---|---|---|---|
| オープニングMC | 1曲目の前 | 挨拶・バンド紹介 | 1〜2分 |
| 楽曲紹介MC | 楽曲の間 | 次の楽曲の紹介・エピソード | 30秒〜1分 |
| コミュニケーションMC | 中間部 | 観客との対話・盛り上げ | 2〜3分 |
| エンディングMC | 最終曲の前 | 感謝・締めの言葉 | 1〜2分 |
時間配分の目安
| ライブ時間 | 楽曲数 | 楽曲演奏 | MC回数 | MC時間 |
|---|---|---|---|---|
| 20分 | 4〜5曲 | 15〜17分 | 2〜3回 | 3〜5分 |
| 30分 | 6〜7曲 | 22〜25分 | 3〜4回 | 5〜8分 |
| 45分 | 9〜10曲 | 35〜38分 | 4〜5回 | 7〜10分 |
セットリスト構成エリアの下部に「合計演奏時間」が自動計算されて表示されます。ライブの持ち時間に合わせて楽曲数やMC時間を調整してください。
保存済みセットリスト
保存したセットリストは画面下部の「保存済みセットリスト」一覧に表示されます。各セットリストには以下の操作が可能です:
| 操作 | 説明 |
|---|---|
| セットリスト | ライブ時にスマホやタブレットで閲覧できるセットリストを表示 |
| 共有開始 | 共有リンクを生成して上記セットリストをメンバーと共有 |
| 編集 | セットリストの内容を修正 |
| 再利用 | 既存セットリストを元に新しいセットリストを作成 |
| 削除 | セットリストを削除 |
🎤 セットリスト(ライブ表示)
保存済みセットリストの「セットリスト」ボタンをタップすると、 ライブ本番用のセットリスト表示画面が開きます。 スマートフォンやタブレットに最適化されたモバイル専用画面で、ステージ上で楽曲の進行を確認できます。
セットリスト ライブ表示 - 「北浦和ストリートバンドフェスタ」の例
画面の構成
| エリア | 内容 |
|---|---|
| ヘッダー | ライブ日付・会場名と、現在選択中の楽曲名を表示 |
| メトロノーム | 拍子・BPM表示と「再生」ボタン。楽曲を選択するとBPMが自動設定される |
| メトロノーム設定(歯車アイコン) | ライブ時にテンポ出し用に利用できます。メトロノームを作動させる小節数を決めます。初期設定で音はオフです |
| タイマー | 「開始」ボタンで経過時間を計測。ライブ全体の進行管理に活用 |
| セットリスト一覧 | 楽曲(青い番号バッジ)とMC項目(オレンジ背景)がライブ順に表示 |
操作方法
- 楽曲をタップすると現在の演奏曲としてヘッダーに曲名が表示され、メトロノームのBPMが自動設定されます。
- 「再生」ボタンでメトロノームを開始できます。演奏前のカウントや練習に活用してください。
- 「開始」ボタンでタイマーが起動します。ライブの経過時間を把握するのに便利です。
- 「メモ」ボタンをタップすると、レパートリー登録時に入力したメモ(演奏時の注意点など)を確認できます。
画面スリープ防止
初回表示時に画面スリープ防止の確認ダイアログが表示される
セットリスト画面を開くと、「画面スリープ防止を有効にする」ダイアログが表示されます。 「画面スリープ防止を開始」をタップすると、演奏中に画面が暗くならなくなります。 ライブ中にスマホを譜面台に置いて使う場合に便利な機能です。
「共有開始」で生成したリンクをメンバーに送れば、全員が同じセットリスト画面をそれぞれのスマホで閲覧できます(共有されたメンバーはログインする必要はありません)。リハーサルやライブ本番で、メンバー全員が同じ進行表を手元で確認できます。
⏱ 練習機能
練習タブ - 左がメトロノーム、右が「レパートリーから選択」(譜面のある曲には「♩ 練習」ボタン)
「練習」タブにはメトロノームと、 レパートリーから選択リストがあります。 リストには BPM か譜面のどちらかが登録されている曲が並び、曲名をタップするとその曲の BPM がメトロノームに設定されます。 Master Rhythm Maker で譜面を作ってある曲には「♩ 練習」ボタンが付き、 譜面ビューアーの練習モードを開けます。
メトロノーム(譜面のない曲)
- 「練習」タブをクリックして切り替えます。
- 右側の「レパートリーから選択」リストから練習したい楽曲をタップします。BPM が自動設定されます(手動での数値入力も可能です)。
- 拍子(分子/分母)を確認・調整します。
- 小節数を設定します(Always=無限、4小節、8小節、16小節)。
- 音を鳴らす場合は 🔇 ボタンをタップして 🔊 にします(初期状態は無音で、拍の光だけが動きます)。
- 「再生」ボタンをクリックしてメトロノームを開始します。
譜面ビューアーの練習モード(譜面のある曲)
「♩ 練習」で開くビューアーは、譜面のコード進行を読み取って メトロノーム(またはドラムパターン)・コードの白玉(伸ばした和音)・ベースを鳴らします。 楽曲ファイルや外部の音源は不要で、スマートフォンでも動作します。再生中の小節は譜面上で強調され、ページは自動でめくれます。 リピート記号(×3 などの繰り返し回数を含む)・1番/2番カッコ(1.2. のような複数回カッコを含む)・D.S. / To Coda などの反復は、演奏順に展開して再生します。演奏指示(Break など)は表示のみで、再生には影響しません。
操作は左のサイドパネルにまとめてあります(Master Rhythm Maker と同じ形です)。 パソコンでは常に表示され、ヘッダーの ☰ で畳んで譜面を全画面に広げられます。 スマートフォンでは ☰ で開くドロワーになり、背景をタップするか ✕ で閉じます。 再生/停止とページ送りはヘッダーに常に出ているので、パネルを開かずに操作できます。
練習モードのビューアー - 左のサイドパネルに操作を集約(この例はドラム運転・8ビート)。パソコンでは見開き2ページで表示されます
| 操作 | 内容 |
|---|---|
| ☰ 練習パネル | 再生・BPM・ミキサー・ループ/マーカー・ページ送りをまとめたパネルの開閉。パソコンでは開閉状態を記憶します。 |
| ▶ 再生 / ■ 停止 | 1 小節のカウントインの後に再生を始めます。キーボードではスペースキー。ヘッダーの ▶ / ■ でも操作できます。 |
| ♩= BPM | レパートリーの BPM(未設定なら譜面のテンポ)が入ります。± ボタンや数値入力で変更でき、再生中でも即反映されます。 |
| 🎚 音源・音量 | パネル内のミキサーです。見出しには現在の状態(🔔 または 🥁+スタイル、🎹、🎸)が要約表示され、見出しをクリックすると畳めます。設定は再生中でも即反映され、ブラウザに保存されて次回も引き継がれます。 |
| 🔊 全体音量 | すべての音をまとめて上げ下げします(0〜100%)。0% にするとアイコンが 🔇 になります。 |
| 🔔 クリック / 🥁 ドラム / オフ | リズムの音源を選びます(クリックとドラムは同時には鳴りません)。それぞれ音量スライダーが付きます。 |
| ドラムのスタイル | 8ビート / 16ビート / 3連 / シャッフル / スウィング から選びます。フィルインは入りません(練習用に一定のリズムを刻みます)。 |
| ドラムのノリ | 拍の取り方です。既定の「譜面の拍子どおり」なら、3/4 はワルツ、6/8 は 6/8 のノリ、それ以外は4拍子で自動的に叩き分けます(曲の途中で拍子が変わっても追従します)。「4拍子」「3拍子(ワルツ)」「6/8・12/8」を選べば譜面の拍子に関係なくそのノリで叩きます。スタイルとノリは曲ごとに記憶されます。 |
| 🎹 コード / 🎸 ベース | コードの白玉と、そのバス音(分数コードはバス音)を鳴らすベースを、それぞれ ON/OFF・音量調整できます。 |
| ハネ(シャッフル・スウィング・3連) | 選んだスタイルに応じて、ドラム・ベース・コードの食いが自動でハネます。クリックはハネません。 |
| 1,2,3,4 | 再生前のカウントインの ON/OFF。ドラムを選んでいるときも、カウントインはクリック音で 1・2・3・4 と鳴ります。 |
| 小節の選択 | 譜面上の小節をタップすると選択(青い破線枠)されます。再生はループ OFF のとき選択小節から始まります。もう一度タップか Esc で解除。 |
| 🔁 ループ | 譜面上を指やマウスでなぞって範囲を選ぶと、その区間(薄緑)を繰り返し再生します。「[ 始点」「終点 ]」で選択小節から区間を組み立てることもでき、✕ で解除します。キーは L。 |
| 🚩 マーク | 選択小節にマーカー(赤い番号旗)を付け外しします。キーは Ctrl+M。 |
| ◀ / 次 ▶ | 前後のマーカーへジャンプします。再生中はその小節から即座に再開します。キーは M(次)と Shift+M(前)。 |
| 選択へ | 選択小節へジャンプします。キーは J。 |
| ページ送り | ヘッダーの ◀ ▶、またはパネルの「ページ」欄。キーボードは Enter / 矢印キー / PageUp・PageDown で、Bluetooth ペダルも使えます(練習モード中はスペースキーは再生/停止に割り当てられます)。 |
ループ区間 - 譜面をなぞって選んだ 9〜12 小節目が薄緑になり、パネルの「🔁 ループ 9–12」が ON(緑)になった状態
マーカー - 小節を選択(青い破線枠)して Ctrl+M を押すと、赤い番号旗が付き、パネルの「🚩 マーク」が ON になる
マーカーとループ区間は譜面ごとに、お使いのブラウザに保存されます(他の端末やメンバーには共有されません)。
練習機能一覧
| 機能 | 説明 | 利用場面 |
|---|---|---|
| レパートリー連携 | 楽曲のBPMを自動設定 | 練習・リハーサル |
| 拍子対応 | 4/4、3/4、6/8等の拍子設定 | 複雑なリズムの練習 |
| 小節数設定 | 指定小節数で自動停止 | テンポ出し・カウント練習 |
| コード白玉再生 | 譜面のコード進行を和音で再生 | 譜面を見ながらの個人練習 |
| 区間ループ | 任意の小節範囲を繰り返し再生 | 苦手な箇所の反復練習 |
| マーカー | 小節に目印を付けてキーひとつでジャンプ | サビ頭・ソロ頭などへの移動 |
| 視覚的フィードバック | 拍に合わせたビジュアル表示・再生中小節の強調 | 視覚での拍確認 |
| 音声 ON/OFF | メトロノーム音の切り替え | 環境に応じた使い分け |
- 楽曲の実際の拍子に合わせて設定してください
- 音は再生ボタンなどをタップした後に鳴り始めます(ブラウザの仕様で、操作なしに自動で鳴ることはありません)
- iPhone では消音スイッチが ON でも鳴りますが、本体の音量を上げておいてください。Bluetooth イヤホンを接続しているとそちらから出ます
- ライブ画面・セットリスト共有画面のメトロノームはテンポを目視で確認する用途のため、音は鳴りません
- Chrome、Safari、Firefox の最新版を推奨します
⚡ よくあるトラブルと解決法
セットリスト作成に関する問題
| 問題 | 原因 | 解決方法 |
|---|---|---|
| 楽曲が追加できない | レパートリー未登録 | 先にレパートリータブで楽曲を登録してください |
| MC項目が保存されない | 入力不備 | MC内容と時間が正しく入力されているか確認してください(1000文字以内) |
| セットリストが保存できない | セッションタイムアウト | 再ログインしてから再試行してください |
| 変更が反映されない | キャッシュ | Ctrl+F5でハードリロードしてください |
練習機能の問題
| 問題 | 原因 | 解決方法 |
|---|---|---|
| メトロノームの音が聞こえない | 音声OFF状態 | メトロノーム下部の 🔇 ボタンをタップして 🔊 にしてください(初期状態は無音です) |
| BPMが自動設定されない | レパートリーのBPM未登録 | レパートリータブでBPMを正しく設定してください |
| 「♩ 練習」ボタンが出ない | 譜面が未作成、またはレパートリーに紐付いていない | Master Rhythm Maker で譜面を作成し、保存時にレパートリーの曲を選択してください |
| ビューアーの練習モードで音が出ない | 音声の有効化前、または端末の音量 | 再生ボタンをもう一度タップしてください。ツールバーに「音声が停止状態です」と出る場合も同様です。本体の音量と Bluetooth 機器の接続も確認してください |
| コード音が鳴らない | 譜面にコードが無い、または 🎹 コードが OFF | マスター譜にコードを入力してください。ドラム譜などのパート譜から開いた場合は同じ曲のマスター譜のコードを使います |
| ループ区間・マーカーが消えた | 別の端末・ブラウザで開いた、またはブラウザのデータを削除した | マーカーとループ区間は端末のブラウザに保存されます。必要な端末でそれぞれ設定してください |
Google Chrome、Safari、Mozilla Firefox の最新版を推奨します。Internet Explorerは非対応です。
🚀 上級者向けテクニック
セットリストのテンプレート活用
保存済みセットリストの「再利用」機能を使うと、既存のセットリストを元に新しいセットリストを作成できます。 会場規模別・時間別・イベント別にテンプレートを用意しておくと、効率的にセットリストを準備できます。
🔗 他機能との連携
Set List Makerで作成したデータは、Document Makerと連携して活用されます。