連載コラム

音楽の歴史と魅力を深掘りするコンテンツをお届けします

ROCK ODYSSEY

ロック音楽の歴史を辿る壮大な旅。伝説的なバンドとアーティストの軌跡、音楽が社会に与えた影響、そして今なお響き続けるロックスピリットを探求します。

第19回 ギタリストたちによる革新と表現の進化(1966~1967) 第19回
2026年2月11日

第19回 ギタリストたちによる革新と表現の進化(1966~1967)

1966〜67年はギター表現が飛躍的に進化した時代。クラプトンはCreamで「ウーマントーン」を確立し、甘く泣くような音色で観客を魅了。ジェフ・ベックはテクニカルかつ感情豊かなリードで新領域を開拓し、ヘンドリックスはワウや歪みを駆使して音色とパフォーマンスを革新した。ピーター・グリーンやジミー・ペイジ、ブルームフィールドも独自のアプローチでギターの表現力を拡張。大型アンプや新エフェクターの登場も相まって、ギターはロックの中心的存在となった。

#クラプトン #ウーマントーン #ジェフ・ベック #ジミ・ヘンドリックス
第18回 ビートルズが日本に来た夏(1966年) 第18回
2026年2月4日

第18回 ビートルズが日本に来た夏(1966年)

1966年、ビートルズ初来日は日本の音楽文化を揺るがした。武道館公演は若者や既存のミュージシャンに衝撃を与え、日本語ロックやグループ・サウンズ誕生の引き金となる。来日前後の洋楽ヒットも交錯する中、彼らの自由で革新的な姿は「自分たちの音楽」を求める時代の転換点となった。

#ビートルズ来日 #1966年 #武道館 #グループサウンズ
第17回 ベンチャーズ旋風とエレキインストの衝撃(1965年) 第17回
2026年1月28日

第17回 ベンチャーズ旋風とエレキインストの衝撃(1965年)

1965年、ザ・ベンチャーズが来日し、日本の若者に未体験のエレキサウンドの衝撃を与えた。エレキギターの響きとドラムの迫力は全国を熱狂させ、「エレキブーム」を巻き起こす。彼らの演奏しやすい楽曲は高校生バンドに広まり、モズライトギターが人気を博した。世界的に広がるエレキインストの潮流の中で、日本でもグループ・サウンズの誕生につながる文化的転機となった。

#ベンチャーズ #エレキギター #エレキインスト #1965年
第16回 アメリカの逆襲 ――フォーク・ロックとモータウン(1965年) 第16回
2026年1月21日

第16回 アメリカの逆襲 ――フォーク・ロックとモータウン(1965年)

1965年、ディランがニューポートで電気ギターを手にフォークの枠を破り、フォーク・ロックを象徴する瞬間を生んだ。バーズはその流れを受け継ぎ全米1位を獲得。一方デトロイト発モータウンはシュープリームスやテンプテーションズが人気を拡大。フォーク・ロックとモータウンが、英勢に押されていたアメリカ音楽の反撃を示した年となった。

#ボブ・ディラン #フォークロック #ニューポート #バーズ
第15回 海を渡った若者たち ――ブリティッシュ・インヴェイジョン(1964年) 第15回
2026年1月14日

第15回 海を渡った若者たち ――ブリティッシュ・インヴェイジョン(1964年)

1964年、ビートルズがアメリカに上陸し、エド・サリヴァン・ショー出演を機に「ブリティッシュ・インヴェイジョン」が始まった。ローリング・ストーンズ、デイヴ・クラーク・ファイヴ、アニマルズ、キンクス、フーなど英国勢が次々と全米を席巻。アメリカ発のロックンロールが英国で再解釈され、再び逆輸入されることで、ロックは国境を越えた世界的文化へと進化した。

#ビートルズ #ブリティッシュ・インヴェイジョン #ローリング・ストーンズ #1964年
第14回 “マージービート”の波(1962‐64年) 第14回
2026年1月7日

第14回 “マージービート”の波(1962‐64年)

1960年代初頭、リヴァプールではアメリカのロックに影響を受けた若者たちが独自の「マージービート」を形成し、ビートルズを中心に英国全土へ広がった。ジェリー&ザ・ペースメイカーズやサーチャーズらが人気を獲得する一方、ロンドンではアレクシス・コーナーやジョン・メイオールらがブルース・ロックを発展させた。これら二つの潮流が後のブリティッシュ・インベイジョンを形作った。

#マージービート #ビートルズ #リヴァプール #ブリティッシュ・インベイジョン
第13回 ブリル・ビルディングとソングライターたち(1963‐64年) 第13回
2025年12月31日

第13回 ブリル・ビルディングとソングライターたち(1963‐64年)

1963〜64年、ニューヨークのブリル・ビルディングは若き作曲家たちが集う音楽工房として隆盛を極めた。キャロル・キング&ゴフィン夫妻、マン&ワイル、バリー&グリニッチらが次々とヒットを生み、フィル・スペクターの“ウォール・オブ・サウンド”も誕生。ビートルズ登場により分業体制は終焉するが、この時代の創造力は後のポップスの礎となった。

#ブリル・ビルディング #キャロル・キング #ジェリー・ゴフィン #バリー・マン
第12回 カリフォルニアの波と東海岸のフォーク文化(1962‐63年) 第12回
2025年12月25日

第12回 カリフォルニアの波と東海岸のフォーク文化(1962‐63年)

1960年代初頭のアメリカでは、西海岸ではビーチ・ボーイズに代表されるサーフ・ロックが誕生し、自由で明るい「カリフォルニアの青春」を象徴した。一方、東海岸ではボブ・ディランやジョーン・バエズらが社会問題を歌い、フォークソングがプロテスト・ミュージックとして広まった。地域ごとの文化が融合し、次代のロックへの潮流が形づくられていった。

#ビーチ・ボーイズ #サーフ・ロック #ボブ・ディラン #フォークソング
第11回 伝説的な“誤審”と新たな創造(1963年) 第11回
2025年12月17日

第11回 伝説的な“誤審”と新たな創造(1963年)

1962年、デッカ・レコードはビートルズを落選させ、「ギター・グループの時代は終わった」と言い放った。だが翌年、若きプロデューサー、アンドリュー・ルーグ・オールダムがローリング・ストーンズを発掘し、イギリスのブルース・ブームを象徴する存在としてロックの新時代を切り開いた。ビートルズのポップな革新と、ストーンズの荒々しいブルース解釈――その対照が60年代ロックの多様性を生んだ。

#ビートルズ #ローリング・ストーンズ #デッカ・レコード #アンドリュー・ルーグ・オールダム
第10回 リヴァプールの小さな奇跡(1961‐62年) 第10回
2025年12月11日

第10回 リヴァプールの小さな奇跡(1961‐62年)

1961年、リヴァプールのレコード店主ブライアン・エプスタインは、客から「マイ・ボニー」というレコードを求められたことをきっかけに、地元の無名バンド・ビートルズに出会う。偶然の出会いからマネージャーとなった彼は、彼らの才能を磨き上げ、1962年に「ラヴ・ミー・ドゥ」でデビューへ導く。小さな日常の奇跡が世界を変える物語。

#ビートルズ #ブライアン・エプスタイン #リヴァプール #マイ・ボニー
第9回 消えた英雄たち、密かな胎動(1960‐62年) 第9回
2025年12月3日

第9回 消えた英雄たち、密かな胎動(1960‐62年)

1950年代末、ロックンロールのスターたちが相次いで消え、アメリカではティーンアイドルやガールグループの安全なポップスが主流となった。一方、西海岸ではサーフロックが誕生し、新しい波が生まれつつあった。その頃イギリスではスキッフルブームが若者に火をつけ、後のビートルズ誕生へとつながる胎動が始まっていた。

#ロックンロール #ティーンアイドル #サーフロック #スキッフル
第8回 音楽が死んだ日(1959年) 第8回
2025年11月27日

第8回 音楽が死んだ日(1959年)

1959年2月3日、バディ・ホリー、リッチー・ヴァレンス、ビッグ・ボッパーを乗せた小型機が墜落。若きロックンロールのスター3人が命を落とした。この悲劇はドン・マクリーンの「アメリカン・パイ」で「音楽が死んだ日」として語り継がれる。事故を免れたウェイロン・ジェニングスは後に苦悩を抱えながらも成功を収めた。

#バディ・ホリー #リッチー・ヴァレンス #ビッグ・ボッパー #ウェイロン・ジェニングス
第7回 ドゥーワップの波と次世代の音(1958‐1959年) 第7回
2025年11月19日

第7回 ドゥーワップの波と次世代の音(1958‐1959年)

1958〜1959年、ドゥーワップは単なる恋のハーモニーを超え、若者たちの「創造する喜び」として広がった。ドリフターズ「ゼア・ゴーズ・マイ・ベイビー」に象徴されるように、ストリングスを導入した洗練されたR&Bはソウルやモータウンの礎となり、フラミンゴスやコースターズの影響を受けた十代のグループが全米で誕生。スモーキー・ロビンソンらが語る通り、その精神は後のポップ文化を形づくっていった。

#ドゥーワップ #R&B #ソウル #モータウン
第6回 多様化するロックンロール(1957‐1958年) 第6回
2025年11月12日

第6回 多様化するロックンロール(1957‐1958年)

ロックンロールが一気に多様化した1957〜58年。ジェリー・リー・ルイスの激情的な演奏、バディ・ホリーの清新なメロディ、ジョニー・キャッシュの深みある語り、エディ・コクランの若者感覚に根ざしたサウンド。それぞれの個性が交差し、ロックンロールは流行から文化へと成長していった。

#ロックンロール #ジェリー・リー・ルイス #バディ・ホリー #ジョニー・キャッシュ
第5回 エルヴィス、全米を揺るがす(1956年) 第5回
2025年11月5日

第5回 エルヴィス、全米を揺るがす(1956年)

1956年、エルヴィス・プレスリーが「エド・サリヴァン・ショー」に出演し、全米を熱狂と論争の渦に巻き込んだ。腰の動きを制限されながらも、その歌声と存在感は若者を虜にし、大人たちの反発をよそにロックンロールは新時代の象徴となった。彼の登場は音楽と文化の境界を越える革命の始まりだった。

#エルヴィス・プレスリー #ロックンロール #エド・サリヴァン・ショー #1956年
第4回 「暴力教室」の衝撃(1955) 第4回
2025年10月29日

第4回 「暴力教室」の衝撃(1955)

1955年公開の映画『暴力教室(Blackboard Jungle)』は、オープニングに流れる「ロック・アラウンド・ザ・クロック」で観客を熱狂させ、ロックンロール時代の幕開けを象徴する作品となった。劇場では若者が踊り出す騒ぎも起こり、自由と反抗の象徴として世界の若者文化に影響を与えた。日本でも戦後復興期の若者に刺激を与え、ロック受容の始まりとなった。

#暴力教室 #ロックンロール #ビル・ヘイリー #戦後アメリカ
第3回 嵐を呼ぶロックンロール(1955年) 第3回
2025年10月22日

第3回 嵐を呼ぶロックンロール(1955年)

1955年、リトル・リチャードの「トゥッティ・フルッティ」とチャック・ベリーの「メイベリーン」が登場し、爆発的なエネルギーと新しいリズムでロックンロールは全米を席巻。若者文化の象徴として世界へ広がり始めた。

#ロックンロール #1950年代 #リトルリチャード #チャックベリー
第2回 メンフィスから世界へ(1953‐54年) 第2回
2025年10月15日

第2回 メンフィスから世界へ(1953‐54年)

1953年、エルヴィス・プレスリーは母への贈り物として初録音を行う。翌年、サン・レコードで偶然生まれた「ザッツ・オール・ライト」が若者の心を揺さぶり、全米に広がる大波となった。だが物語はまだ始まりに過ぎなかった。

#エルヴィスプレスリー #メンフィス #サンレコード #ザッツオールライト
第1回 ロックンロール最初のレコード(1951年) 第1回
2025年10月8日

第1回 ロックンロール最初のレコード(1951年)

ロックンロール最初のレコードをめぐる論を紹介し、1951年の「ロケット88」を中核に、壊れたアンプ由来の歪みがロック・ギター像を生んだ経緯、サム・フィリップスの挑戦的な録音姿勢、車=自由という当時の文化背景、そして後の大変革への伏線までを描く。

#ロック史 #ロックンロール #Rocket88 #ジャッキーブレンストン
第0回 ロックが生まれる前に 第0回
2025年10月1日

第0回 ロックが生まれる前に

ロバート・ジョンソンの伝説から始まり、マ・レイニーやシスター・ロゼッタ・サープらが南部のブルースとゴスペルで観客を魅了。ルイ・ジョーダンやマディ・ウォーターズが都市でブルースを進化させ、やがてサム・フィリップスのサン・レコード設立へとつながり、ロック誕生の胎動を描く。

#ロバート・ジョンソン #ブルース #ゴスペル #マ・レイニー

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J-POPクロニクル

日本のポップスシーンを彩った名曲たちを振り返る音楽ジャーニー。各時代を代表する楽曲の誕生秘話、社会背景、そして今もなお愛され続ける理由を探ります。

第19回 2007年:CD中心のヒットから配信主導型ヒットへ 第19話
2026年2月11日

第19回 2007年:CD中心のヒットから配信主導型ヒットへ

2007年のJ-POPは、CD中心のヒット構造から配信主導へ移行する過渡期だった。秋川雅史「千の風になって」がCDミリオンを達成する一方、嵐や宇多田ヒカル、コブクロはCDと着うたフルの両立で成功。PerfumeやR&B、ヒップホップ勢の台頭もあり、配信時代の兆しが明確になった年である。

#2007年J-POP #配信時代 #着うたフル #CDミリオン
第18回 2008年:リーマン・ショックが変えた音楽のかたち 第18話
2026年2月4日

第18回 2008年:リーマン・ショックが変えた音楽のかたち

2008年、リーマン・ショックでCD市場の縮小が加速し、音楽は“所有”から“デジタル配信でのアクセス”へ移行した。青山テルマ「そばにいるね」やGReeeeN「キセキ」が配信で大ヒット。一方、サザンやミスチル、B’zなどベテラン勢はライブと作品で存在感を維持。デジタル新世代とベテランが交錯する転換点の年となった。

#リーマンショック #J-POP #デジタル配信 #着うたフル
第17回 2009年:ケータイ文化の浸透による変革 第17話
2026年1月28日

第17回 2009年:ケータイ文化の浸透による変革

2009年は「着うた/着うたフル」の普及により、CD販売とは異なるヒットが生まれた年。携帯公式サイトを通じた即時購入が若者の音楽消費を変え、JUJU×JAY’ED「明日がくるなら」、GReeeeN「遥か」などがデジタルで躍進。タイアップ曲も配信で先行ヒットし、音楽体験のデジタル化が加速した。

#2009年 #着うた #音楽配信 #携帯文化
第16回 2010年:海外へ向けた視線の芽生え 第16話
2026年1月21日

第16回 2010年:海外へ向けた視線の芽生え

2010年のJ-POPは、YouTubeやSNSの浸透により海外を意識し始めた年。AKB48がLAのAnime Expoに出演し、「ヘビーローテーション」が海外でダンスカバーとして広がるなど、ネットを通じた国際的拡散の兆しが生まれた。Perfume、X JAPAN、L’Arc〜en〜Cielらも海外活動を模索。経産省のクリエイティブ産業支援により、後のクールジャパン戦略へつながる基盤が形成された。

#2010年 #J-POP #海外進出 #AKB48
第15回 2011年:「癒し」と「つながり」を求めた一年 第15話
2026年1月14日

第15回 2011年:「癒し」と「つながり」を求めた一年

2011年のJ-POPは、東日本大震災を契機に「癒し」「祈り」「希望」を象徴する音楽が中心となった。GReeeeN「Green boys」やNHK「花は咲く」など支援ソングが広がり、桑田佳祐や福山雅治も希望を歌った。YouTubeやSNSを通じた音楽共有が活発化し、AKB48「風は吹いている」も復興の象徴に。音楽は人々を再び結ぶ力として機能した一年だった。

#2011年 #J-POP #東日本大震災 #復興支援
第14回 2012年:祈りと再生、そして共感の時代へ 第14話
2026年1月7日

第14回 2012年:祈りと再生、そして共感の時代へ

2012年のJ-POPは、震災からの「癒やし」と「再生」を象徴する音楽が中心となった。いきものがかり「風が吹いている」や絢香「はじまりのとき」、Mr.Children「祈り~涙の軌道」など、“共感”と“前向きな祈り”が共鳴。AKB48「真夏のSounds good!」は明るさで日常回復を象徴し、音楽が人々の心を再びつなげた年となった。

#2012年 #J-POP #東日本大震災 #共感
第13回 2013年:ネット拡散の先駆けと多彩な音楽表現 第13話
2025年12月31日

第13回 2013年:ネット拡散の先駆けと多彩な音楽表現

2013年のJ-POPは、ネットとSNSによって「憧れ」から「共感」へと価値観が変化した年。AKB48「恋するフォーチュンクッキー」では一般参加型のダンス動画が拡散し、“みんなで作るヒット”が誕生。西野カナ、家入レオ、miwaら女性シンガーや、SEKAI NO OWARI、ONE OK ROCKなどのバンドが共感や絆を歌い、リスナーとの距離が縮まった。音楽は聴くものから“つながる体験”へと進化した。

#2013年 #J-POP #SNS #共感
第12回 2014年:CD中心・テレビ露出重視時代に垣間見えた予兆 第12話
2025年12月25日

第12回 2014年:CD中心・テレビ露出重視時代に垣間見えた予兆

2014年は、CD販売が依然として音楽ヒットの中心にあった時代。AKB48や乃木坂46などのアイドルグループが、握手会や特典付き販売で売上を牽引した。一方、「Let It Go」がSNSや動画投稿を通じて広まるなど、ネットによる拡散の兆しも見られた。テレビ主導からネット発信型へと移行する前夜の年だった。

#2014年 #J-POP #AKB48 #乃木坂46
第11回 2015年:ヒット曲を生むネット文化の萌芽 第11話
2025年12月17日

第11回 2015年:ヒット曲を生むネット文化の萌芽

2015年は、ネット文化が音楽ヒットの形成に影響を及ぼし始めた年。YouTubeやSNSでの再生・共有が人気を左右し、back number「クリスマスソング」や「R.Y.U.S.E.I.」が長期ヒットを記録。西野カナ「トリセツ」もSNS世代に共感を呼んだ。サザンやB’zらベテランもネット活用を進め、J-POPはデジタル時代への転換期を迎えた。

#2015年 #J-POP #ネット文化 #SNS
第10回 2016年:音楽映像ソフトの普及 第10話
2025年12月11日

第10回 2016年:音楽映像ソフトの普及

2016年は、音楽配信と映像ソフトの両面で大きな変化が起きた年。Spotifyが日本上陸し、星野源「恋」やRADWIMPS「前前前世」がSNSと映像を通じて拡散。さらにBlu-rayの普及によりライブ映像作品が市場を拡大し、「ライブ体験のデジタル化」が始まった転換点となった。

#2016年 #J-POP #星野源 #RADWIMPS
第9回 2017年:CD文化から配信時代へ 第9話
2025年12月3日

第9回 2017年:CD文化から配信時代へ

2017年は、CD中心の音楽産業がなお力を持ちながらも、ストリーミングとSNSによる新たな聴取スタイルが浸透し始めた転換期。乃木坂46や欅坂46が日常発信型の共感で支持を集め、DAOKO×米津玄師「打上花火」やWANIMA「あいみょん」らがネット主導のヒットを生んだ。J-POPは配信時代へと舵を切り始めた。

#2017年 #J-POP #ストリーミング #配信時代
第8回 2018年:サブスク文化の芽生え 第8話
2025年11月27日

第8回 2018年:サブスク文化の芽生え

2018年は、ストリーミングが初めてダウンロードを上回り、サブスク文化が本格的に芽生えた年。米津玄師「Lemon」が圧倒的支持を集め、ネット発の才能がメジャーシーンを牽引。DA PUMP「U.S.A.」もSNS拡散で再ブレイクし、旧来メディアとネット文化が交錯する時代の転換点となった。

#2018年 #J-POP #米津玄師 #Lemon
第7回 2019年:デジタル文化の進化と多様化 第7話
2025年11月19日

第7回 2019年:デジタル文化の進化と多様化

2019年は配信サービスやTikTok、SNS文化が拡大し、J-POPの多様化が進んだ年。King Gnu「白日」は難解ながらも独自性で大ヒットし、新時代の象徴に。CDセールスではアイドル系が、ストリーミングでは髭男やLiSAが上位を占め、音楽の聴かれ方が分岐。共通のヒット曲が生まれにくい時代の幕開けとなった。

#2019年 #J-POP #King Gnu #白日
第6回 2020年:コロナ禍と音楽の試行 第6話
2025年11月12日

第6回 2020年:コロナ禍と音楽の試行

コロナ禍でライブやフェスが中止となる中、音楽業界はオンライン配信やリモート制作など新たな試みに挑戦した。米津玄師やPerfumeの配信ライブはその象徴的事例である。YOASOBI「夜に駆ける」は、楽曲から原作やMVへと能動的に物語を追体験する現代的メディアミックスとしてヒットを記録した。

#コロナ禍 #オンラインライブ #YOASOBI #夜に駆ける
第5回 2021年:J-POPとネット文化の結びつき 第5話
2025年11月5日

第5回 2021年:J-POPとネット文化の結びつき

2021年のJ-POPは、コロナ禍でリアル活動が制限される中、SNSや配信を活用した新しい音楽体験が広がった。優里「ドライフラワー」はTikTok発の再評価でヒットし、Ado「うっせぇわ」は匿名性とSNS拡散によって現代的な“叫び”として共感を集めた。ネット文化とJ-POPが強く結びついた一年だった。

#2021年 #J-POP #ネット文化 #優里
第4回 2022年:「楽曲・映像×SNS」というヒット構造の萌芽 第4話
2025年10月29日

第4回 2022年:「楽曲・映像×SNS」というヒット構造の萌芽

2022年は、楽曲・映像・SNSが連動するヒット構造が確立した年。SEKAI NO OWARI「Habit」やAimer「残響散歌」が映像とSNS拡散で大ヒット。Vaundyはセルフプロデュース型でデジタル時代のポップ像を提示。松任谷由実らベテランもAIや配信を活用し、新旧世代が交錯する多層的なJ-POP文化が形成された。

#J-POP #2022年 #SEKAI NO OWARI #Aimer
第3回 2023年:「物語」と共に広がる音楽 第3話
2025年10月22日

第3回 2023年:「物語」と共に広がる音楽

2023年は「物語性」が音楽ヒットの鍵となった年。YOASOBIの「アイドル」がアニメ【推しの子】と共に世界的ヒット、SEKAI NO OWARIやOfficial髭男dismもタイアップで成功。TikTokによる短尺動画拡散が新たな音楽体験を創出した。

#2023年 #物語性 #タイアップ #YOASOBI
第2回 2024年:バーチャルシンガーとリアル復活の交差点 第2話
2025年10月15日

第2回 2024年:バーチャルシンガーとリアル復活の交差点

2024年はバーチャルシンガーの台頭とリアルライブの復活が同時進行した象徴的な年。V.W.Pの「切札」やCreepy Nutsの「Bling-Bang-Bang-Born」など、AIとキャラクター、アニメタイアップとSNS拡散が新たな音楽体験を創出した。

#2024年 #バーチャルシンガー #リアルライブ #V.W.P
第1回 2025年:J-POPの最前線 第1話
2025年10月8日

第1回 2025年:J-POPの最前線

2025年のJ-POPでは、YouTubeやTikTok、配信サービスの進化により、新曲と過去曲が同時にヒットする新たな現象が生まれている。Aimerや米津玄師の楽曲が再ヒットし、フェスの復活とバーチャルライブの進化が音楽体験を多層化させている。

#2025年 #YouTube #TikTok #配信サービス
第0回 「逆走」でJ-POP史を辿る旅 第0話
2025年10月1日

第0回 「逆走」でJ-POP史を辿る旅

最新のJ-POPはロックやフォーク、シティポップなど多様な歴史的要素を受け継ぎ進化してきた。BABYMETAL × Poppyの楽曲を起点に、革新と伝統が交差する音楽史を「逆走」し、そのルーツをたどる試みが始まる。

#J-POP #BABYMETAL #Poppy #音楽史

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