第12話
第12回 カリフォルニアの波と東海岸のフォーク文化(1962‐63年)
1960年代初頭のアメリカでは、西海岸ではビーチ・ボーイズに代表されるサーフ・ロックが誕生し、自由で明るい「カリフォルニアの青春」を象徴した。一方、東海岸ではボブ・ディランやジョーン・バエズらが社会問題を歌い、フォークソングがプロテスト・ミュージックとして広まった。地域ごとの文化が融合し、次代のロックへの潮流が形づくられていった。
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